2011年5月5日木曜日

方位磁石で失敗: スペイン初日

2011.5.5(木・祝)記

スペイン留学の際のマドリッド到着初日(2011.2.3)のこと。

空港から地下鉄で市内へ。地下鉄の切符を買うのに、ちょっとトラブったが、この程度は織り込み済み。カードを入れるスロットにコインを入れてしまって、係員に機械を開けてもらって、入れたコインを取り出してもらったのだ。

ホテルへの最寄の駅に着いた。重いスーツケースをゴロゴロ転がし、地上に出た。ホテルは予約をしていて、ネットで調べた付近の詳しい地図を持ってきていた。

先ず、どちらが「北」か、わからないのでは話にならない。早速持参した磁石を取り出した。片方が白で、他方には赤く色が塗ってある。「う~ん、待てよ。どちらが北だったのかな?」長く磁石など使っていないので、多分小学生でも(と言うか、小学生のほうが良く知っているのか)知っていることがわからない。

「上」とか「」とかいうことからすると、「上」は「北」、「」は「」。北上南下だ。ビルのエレベーターでは大抵「上」は「青」、「」は「」。で、南、という3段論法で「赤いほうがが南だ」と言うことに決定した。

持ってきた拡大地図と周囲の道路や目印を比較する。地図と、「右に見えるのが公園で、すぐ横を大きな道路が走り・・・・」と言う暗い街の様子と、「赤いほうが南だ」と言う判断とが一致する。間違いない!

ホテルまでは1km足らず、タクシーに乗るには近すぎる、と思ったので、石畳の歩道をガタガタと20kg近くのスーツケースを引いて歩く。ちょっとした坂になっているので結構重い。角を何回か曲がりそろそろホテル、と言うほど歩いたのに見つからない。

青年を呼び止めて聞いて見た。わからないと言うが、青年は携帯の画面に地図を呼び出してすぐ探し出してくれた。目指すホテルは、そこから2km以上も離れているらしい。なんと、北と南を間違えて歩いていたらしい。磁石の「赤」は「北」だったのだ。結局、そこからタクシーに乗った次第。

日本に帰ってから、調べた。本当に「磁石の赤は北」なのか。日本で売られている磁石はそうらしい。


ところが、ネットのあるサイトによると、中国では磁石のことを「指南針」と言って、針の南には赤色が塗ってあるそうだ。確かめてはいない。導き指す、という意味合いの「指南」と言うことらしい。

ところで英語では、何か事柄を案内することをOrientation と言うが、これは「オリエント」(東洋)と言う意味だ。

北、南、東、と出てきたところで、「西」には同じような意味のことがないのかな?とふと考えた。頭には何も浮かんでこない。たった一つ、「西」とはスペインのことだ、と思った以外には。西班牙 と書くらしい。

とりあえず皆さんの持っている磁石はどうなっているか、確認!確認!

2011年5月4日水曜日

お客さんの前で演奏

5月3日(火・祝)初めて、ジャズバンドの一員として、高槻ジャズストリートで演奏。場所は高槻・松坂屋の屋上のステージ。バンドとしては9曲演奏して、そのうち最後の3曲の演奏に参加させていただいた。

この写真は別の会場の、別のグループのもの
根が“あがり症”なものだから、曲が始まったとたん、「間違える」「忘れる」の連発。練習でできていたことが出来ない。当然だと思う。練習では、「何とか出来ていた」と言う程度のものだから。

こちらは Twilight Jazz Orchestra
 ステージの下にサックス陣5名
でも、何せ昨年の9月にバンドの練習生として受け入れてもらったのがジャズの始まり。それから、まだ8ヶ月だ。

ジャズらしい吹き方の雰囲気を少しでも出せるようになるまでには、道は険しい。